鉄道サウンド・ディーゼル機関車の音


紀勢本線のDF50(スルザー)・福知山線のDF50(マン)・DD51・芸備線、若桜線のDE10などの音です。
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鉄道の音を楽しむブログ  別ページで音の断片を抜き出して紹介しています。

 壁紙は紀勢本線滝原


                      2010・12・19 形式別に分類しました。分類したら3形式しかないですが。
                        DD13とDD14の音が鉄道サウンド(5)北海道の録音に出てきます。

                                DE10          DD51          DF50 
 

DE10

舞鶴線敦賀行き937列車 綾部〜淵垣 DE10 オハフ33   (走行音) MP-3 5030KB  7分20秒
福知山発舞鶴・小浜線経由の午後の敦賀行き。綾部あたりでは学校帰りの高校生や買い物客で満席状態。
列車は綾部を出ると由良川の長い鉄橋を渡り、淵垣へ向かって緩やかな上り勾配を坦々と走ります。DE10は淵垣駅手前までほとんど力行。
隣のボックスでは高校生が将棋対局。横の二人がチャチャ入れて、その横で小さい子が歌ったり賑やかな車内。    昭和56(1981)年2月録音。                                                                       11・03・26追加


舞鶴線敦賀行き937列車 真倉〜西舞鶴    2011・04・21追加  (走行音) MP-3 4280KB 6分14秒
上と同じ列車。列車は西舞鶴へ向かって快走。しばらくすると車内放送で宮津線への乗り換え案内。西舞鶴構内に入るとゆっくりとホームに
滑り込みます。将棋は勝負がつかず来週に持ち越し。停車間際に、「よく止まるまでお待ちください」と客車列車独特の構内アナウンス。
乗客がほぼ全部入れ換わる西舞鶴駅。乗客の乗り降りの足音や話し声が活気を感じさせます。  昭和56(1981)年2月録音


芸備線824列車 比婆山〜備後落合 DE10 オハフ50 10・10・04追加   (走行音) MP-3 5890KB 8分34秒 
何となく間の抜けたようなホイッスルで比婆山を発車。やがて勾配が急になりトンネルとカーブの連続。レールをきしませながら
備後落合へ向けて登ります。次の木次線の録音の事を考えていて、テープの残量が気になって備後落合到着寸前で録音をやめてしまいます。 
昭和50(1975)年9月 録音


北陸線長岡行き普通 米原〜田村 & 機関車交換 DE10-1725
 


(走行音)MP-3 2380KB 10分25秒 モノラル 
鉄道サウンド(3)にアナウンス部分を公開していますが、同じ列車の田村駅到着と、機関車交換まで。10・03・26追加
田村に着くとすぐにDE10が切り離されて去って行き、今度はEF70-42が接近して来ます。その間に米原行きの長い客車列車が出て行きます。
ドスンという音は連結の音。最後にEF70が連結終了のホイッスル。昭和55(1980)年7月19日録音。 


DE10 オハフ50 芸備線824レ 平子〜備後西城 昭和50年9月13日 


(走行音)MP3 2068KB 4分18秒 
緩やかな上り坂をカタコト言いながら走っていきます。     


真夏の若桜線 DE10が牽く鳥取行き322列車 昭和56年8月 


(走行音) MP3 1860KB 3分15秒 
せみ時雨の中をとろとろ走っています。線路端の草のにおいが車内にまで漂っていました。06・07・01追加
この列車の隼〜郡家間の走行音を非圧縮のwavファイルで鈍行客車列車の旅に収録しています。 



DD51 

紀勢本線 DD51の荷坂峠 オハフ61 2010・05・13追加  (走行音)MP-3 3960KB 4分20秒 
荷坂峠を梅ヶ谷へ向かって登るDD51牽引の亀山行き普通。DF50の時代では考えられないスピード。最後の長いトンネルの出口手前で
エンジンをアイドルにして余裕で梅ヶ谷到着。改めてDF50とDD51の力の差を感じさせられたものでした。昭和56(1981)年3月録音

参考までに、ほぼ同区間のDF50-14牽引の列車の走行音がこちらです。(下の方にもあります)梅ヶ谷到着時の速度も全然違います。 


関西線 関を通過するDD51牽引の修学旅行列車(1) 昭和56年11月 


(通過音)MP3ステレオ  823KB 52秒 
加太から下ってきた臨時列車。オハ50系が軽やかに走り抜けていきます。最後に腕木信号が上がる音。08・10・25 


同じく関を出て行く対向の修学旅行列車 昭和56年11月 


(通過音)MP3ステレオ  865KB 55秒 
今度は逆方向、加太駅へ向かう臨時列車。この列車は12系客車。ゆっくりと走っていきます。08・10・25 


亀山駅を出る名古屋行き924列車 昭和55年12月08・10・25 


(通過音)MP3ステレオ 1080KB 1分11秒 
前夜天王寺を出て、紀伊半島をぐるっと一周してきた924列車。亀山から最後のコースをDD51に牽かれて出発していきます。 


亀山駅構内 DD51のエンジンとホイッスル 08・10・25 


(エンジンとホイッスル)MP3ステレオ 1分51秒 
機関車のホイッスルがよく聞こえていた亀山駅。 


DD51の始動 関西線王寺にて 昭和56年12月(DD51-1033 


(エンジン音)MP3 345KB  36秒 
 近くにより過ぎて音が少し割れています。 

 
DD51 ナハフ1026 福知山線725レ 篠山口〜丹波大山 昭和57年12月31日  (走行音)MP3  1740KB 3分50秒 
DD51というより、鳥取行きの鈍行に都落ちしたナハフ10の音です。ちなみにこの列車は客車8両編成でした。
 この列車の宝塚〜三田間の走行音を非圧縮のwavファイルで鈍行客車列車の旅に収録しています。 



DF50

 

DF50はひとつの形式の中に、マンV6V22/30mAという1200馬力のエンジンを積んだグループ(No501〜)とスルザー8LDA25Aという
1060馬力のエンジンを積んだグループ (No1〜)との、性能が若干違う2種類があって、外観はほとんど同じでしたがその走行音は
似ても似つかぬものでした。走り具合も私が後ろで乗っていた限りでは、マンの500番台のDF50のほうが力強かったと思います。

昭和45年8月録音の紀勢本線梅ヶ谷 紀伊長島 九鬼付近のDF50の録音は音質が悪いため鉄道サウンド(4)にアップしています。
DF50-521 画像


スルザー・エンジン(1〜)

紀勢本線DF50-14 紀伊長島から荷坂峠手前まで 2012・02・20追加


 (走行音)MP-3 3210KB 4分41秒
紀伊長島を出て難所の荷坂峠にさしかかる所まで。発車後しばらくしてから勢いよく加速。モーター音とボンボン弾むような音が共演して
何ともうるさい?機関車です。 昭和53年1月録音。

2003年録音のキハ85特急「南紀」紀伊長島〜梅ヶ谷
同じ荷坂峠ですがこんなにスピードが違います。


DF5014 梅ヶ谷駅到着まで 昭和53年1月     (走行音)MP3 3250KB  7分07秒
上の音と同じ列車。梅ヶ谷へ向かって急坂のトンネルを登り続けるDF50-14。ほとんど止まりそうになって梅ヶ谷駅にたどり着きます。
かなりの音が長く続きますのでご注意。(スルザー)

ほぼ同じ区間。数年後のDD51がけん引する列車。 だいぶスピードが違います。

 
DF5029 オハフ33368 紀勢本線 紀伊長島・梅ヶ谷間 昭和54年1月20日   (走行音)MP3 880KB  1分53秒
上の音の一年後。荷坂峠の難所を登っていくところ。轟音の割にはディ−ゼル機関車とは思えない遅さ。(スルザー)
 CD:DF50走行音集にこの列車の紀伊長島〜梅ヶ谷 全区間を非圧縮のwavファイルで収録しています。

 
紀勢本線下里駅を出るDF50牽引の下り普通列車昭和49年9月        (通過音)MP3 722KB 1分15秒
「プロフィール」の土手下で収録しました。あまりに近すぎて真横にやってきたときにはボリュームを下げても針が振り切れました。(スルザー)


モーター音しか聴こえないDF50 紀勢本線129レ 下庄〜一身田      (走行音)MP3 4700KB  8分13秒
力行時、スルザー特有の音が全然聴こえません。ほとんどモーター音だけで、まるで電機に牽かれているかのようです。昭和53年7月
DF50はメーカーによって個体差がかなりあったとの事ですが、拍子抜けしてしまいます。07・08・21追加(スルザー)

DF50 紀勢本線見老津〜周参見間(途中) 昭和49年9月      (走行音)MP3 2770KB 6分05秒
機番が分かりませんが、耳がおかしくなるほどの音です。海岸沿いを登って行くところ。 (スルザー)
 CD:DF50走行音集 に、この列車の見老津〜周参見 全区間を非圧縮のwavファイルで収録しています。

          
 
上と同じ列車 サミットを通過するDF50         (走行音)MP3 637KB  1分22秒
 上の続きです。峠の頂上でDF50のエンジン音の調子が変わって静かになります。車内は排気ガスが充満。(スルザー)

またその続き 下り坂のDF50 モーター音        (走行音)MP3 1080KB  2分23秒
 スピードを殺しながら双子山信号場を通過。鼓膜を圧迫するようなモーターの音。信号場通過時、根性を入れて聴いているとタブレットを
引っ掛ける「チャリン」という音と次のタブレットを受け取る「バシャ-ン」という音が聴こえます。普通の人にはどうでもいいことですが。(スルザー)

DF50重連の紀勢本線夜行923レ 下里付近の家から  昭和49年7月       (通過音)MP3 1270KB 1分23秒
大雨の中、接近中の台風に向かって走っていく天王寺行き夜行。車内はほとんど空っぽ状態でした。 (スルザー)


マン・エンジン(501〜)


下り坂を快走 福知山線726列車 古市〜藍本 DF50536 オハフ33567 



       (走行音)MP3 6110KB 6分40秒
エンジン音はあまり聞こえませんが、数分間は昔の客車急行列車を思い出させるような気持ちのいいスピードで走ります。(マン)
                                                          08・11・1追加  

福知山線726列車下滝〜丹波大山 DF50 昭和49年3月  

      (走行音)MP3 9850KB  10分45秒
下滝から丹波大山へ向ってダラダラ坂を登っていきます。マン・エンジンのDF50(501〜)が低速ながら力強く引っ張っています。(マン)
06・12・27追加
この録音は非圧縮の高音質wavファイルでCD:DF50走行音集に収録しています。

 
福知山線726列車 大阪到着 DF50 昭和49年3月09・06・28追加        (走行音)MP-3 7720KB 8分26秒 
上の下滝のファイルと同じ日の同じ列車の大阪到着。尼崎を出て神崎川鉄橋までは上りこう配のため、なかなかスピードが出ません。
その後は大阪へ向かってラストスパートします。かすかに聞こえる車内放送、急行日南3号とか言っています。
時々遠慮がちな短いホイッスル。淀川鉄橋を渡ってから減速して、大阪駅9番ホームに入ります。(マン)

 
DF50536 オハフ33567 福知山線726レ柏原・谷川間 昭和50年8月12日      (走行音)MP3 1060KB 2分16秒
500番台特有の金属音がよく聞こえます。峠のトンネルに入るとノッチオフして下り坂。(マン)


上と同じ列車 福知山線726レ DF50536 オハフ33567 市島〜黒井 (走行音)MP3 1750KB 3分50秒
 DF50(501〜)の独特の金属音を響かせながら緩い上り坂を加速していきます。(マン)
 CD:DF50走行音集に、この列車の福知山〜黒井 全区間を非圧縮のwavファイルで収録しています。



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