鉄道サウンド(5)北海道

 このページは長年行方不明だった北海道の録音をまとめて載せていきます。
青函連絡船のアナウンスや汽笛・函館駅の情景・夜行列車のアナウンス・キハ22やキハ21の走行音
北見・遠軽・美幌の蒸気機関車やディーゼル機関車の音などなど。
当初は従来の各ページに分散してアップしようと思いましたが、ひとつにまとめた方が分かりやすいと思い
このページに順次まとめていきます。壁紙は石北本線1527レ。
ヘッドフォンが使用可能な方はぜひヘッドフォンでお聴きください。

 目次へ   鉄道サウンド(1)   鉄道サウンド(2)   鉄道サウンド(3)   鉄道サウンド(4)   録音機材について 



  青函連絡船 津軽丸のモーニングコール  2010・08・11追加
 


 MP-3 3分06秒 2120KB
 
 早朝4時25分に函館に着く青函連絡船の1便。到着の30分ぐらい前から乗客の目覚ましのために流れていたBGMです。
あまりセンスが良いとは言えないこのBGM。この音で気持ちいい睡眠を破られた方も多いのでは?
ぶんぶんいう音は連絡船のエンジン音。 昭和49(1974)年9月録音。


  津軽丸 函館到着のアナウンス  2010・08・11追加   MP-3 2分27秒 1680KB
 
 早朝4時25分に函館に着く青函連絡船の1便は函館から札幌、旭川、釧路への3本の急行、特急に接続。北海道内に入って
活動するには一番便利な時間設定になっていました。ただし早朝の4時過ぎはまだ睡眠時間の最中で、
列車に乗り換えたらまたすぐ夢の続き。自由席の人は座席確保のために、どうしても列車までの間を走ってしまいます。
昭和49(1974)年9月録音。


  青函連絡船 羊蹄丸 函館出航時の「蛍の光」   MP3  990KB  2分10秒
 
眠気をもよおすような船のエンジン音と蛍の光。連絡船ならではの組み合わせでした。昭和49年7月録音。
昭和49(1974)年8月。

  青函連絡船 羊蹄丸アナウンス 昭和49年7月   MP3 1010KB 4分27秒
 
 函館を出てからの丁寧なアナウンス。すでに船は函館港外に出て青森に向けて航行し始めています。 
昭和49(1974)年8月。


 早朝の函館駅 特急「北海」の発車  MP-3 4分51秒   3330KB
 
DD13が入れ替えをしている早朝の函館駅。特急「北海」の発車ベルが鳴り出しますが、なかなか列車は発車しません。
「北海」と並んで止まっている後発のニセコ1号の窓からの録音。録音中ずっと聞こえているアイドリングはニセコのキハ56の音。
昭和49(1974)年9月。

 深夜の函館駅 連絡船の接岸と車内放送  MP-3 6分56秒  4760KB
 
今度は深夜の函館駅。岩見沢行き荷43列車の車内からの録音。DD13が忙しく動き回っています。すぐ横で接岸しようとしている
連絡船の汽笛、係員が岸壁との距離を船に知らせています。客車内を歩く人の足音、列車の車内放送。最後に急行すずらん4号の
発車ベルとホイッスル。連絡船の接岸を知らせる汽笛。ずっと聞こえるアイドリングは荷43列車を牽引するDD51の音です。
昭和49(1974)年9月。

 荷43列車 函館発車後の車内放送  MP-3 3分13秒  2210KB
 
この時は録音用に90分のカセットテープを1本持って行っただけだったので、テープをけちって車内放送が始まる頃合いを見計らって
ギリギリ待っているといきなり始まったので、頭の部分が録れませんでした。最初の挨拶が「おばんでございます」で始まったアナウンス
です。しかし旧客の夜行鈍行列車らしいユニークな車内放送です。最後の方もなぜかちょん切れています。
昭和49(1974)年9月。

 荷44列車 函館到着の車内放送  MP-3 2分07秒  1460KB

早朝5時ごろに函館に到着する、荷44列車の車内放送。この北海道旅行最後の録音で、かなり電池が消耗しています。
途中札幌へ向けて走って行くニセコ1号とすれ違います。昭和49(1974)年9月。


 追分駅構内にて 石炭列車の発車 10・08・15追加  MP-3 3分34秒 2450KB
 
室蘭本線の追分駅ヤード。D51が長い石炭列車を牽いて出発して行きます。空転を防ぐために、とてもゆっくりとした加速。
北海道の貨物列車はこういう雰囲気が多かったですね。昭和49(1974)年9月。


 追分駅に到着する石炭列車 10・08・15追加  MP-3 1分23秒 983KB

 絶気でごとごと迫って来るD51の雰囲気。長いのでだいぶ通り過ぎますが、列車はちゃんと止まります。昭和49(1974)年9月。


 室蘭本線 栗山〜栗丘(途中) D51 10・08・15追加  MP-3 4分36秒  3160KB

 岩見沢行きの客車列車。機関車のすぐ後ろで録音しましたが、貨物と違って客車4両という軽い列車。ブラスト音はほとんど聞こえず
機関車の振動に振り回されてガタガタ揺れるばかりでした。昭和49(1974)年9月。


 岩見沢駅を出るD51の貨物列車とDD51の石炭列車の通過  MP-3 3分48秒  2610KB

 この録音は慌てて音楽テープにそのまま録音したので、逆に長い間紛失せずに済みました。ただし音楽が消えずに残っています。
D51がゆっくり出て行った後、しばらくすると函館本線をDD51の石炭列車が猛然と通過して行きます。
この録音は以前、一時公開していた事もあります。昭和49(1974)年9月。


 北見駅。DD14の入れ替えとC58119の貨物列車の発車  MP-3 11分54秒  8170KB
 
朝の北見駅。札幌から着いたばかりの夜行急行「大雪」の最後部の客車からの録音です。「大雪」は北見からは普通1527列車になって
網走へ向かいます(壁紙)が、ここで後部にさらに一両客車を増結します。
DD14が構内を行き来する中、隣の登り貨物列車にC58119が連結されます。やがてDD14が一両の客車を引いて出て行き、
1527列車に連結。係りの人の話し声。すぐ横では発車前のC58119の息づかいが聞こえます。
C58119の長い汽笛のあとに、遠くで1527列車に付いたC58の甲高い汽笛。貨物列車は勢いよくドレインをかけて走りだします。
DD14のエンジンの低音がつぶれてしまっているのが残念です。昭和49(1974)年9月。  2010・08・21追加


 美幌駅。C58牽引の522列車の発車  2010・08・21追加  MP-3 2分12秒  1510KB

 これも1527列車の窓からの録音。汽笛の後、早朝の静かな空気にブラストを響かせて走って行きます。
この列車、1972年の時刻表では網走発小樽行きとなっていますが、この時はどうだったんでしょうか。1974年9月録音。
ちなみに時刻表では網走発6時14分、小樽着19時04分となっています。美幌発は7時ちょうどです。


 遠軽駅。貨物から解放して機関区へ戻るD51943 2010・08・21追加  

 石北本線はこの遠軽駅で進行方向が逆になります。ということで機関車牽引列車はここで全部、機関車が交代します。
貨物列車を離れたD51943が目の前まで単機で走って来て、今度はバックで機関区へ入って行きます。 この時の画像 
アップした最初のころ、D51493と書いていましたが、D51943の間違いでした。


 キハ22-78 函館本線長万部〜二股 2010・08・29追加  MP-3 10分19秒  7080KB

同じホ−ムに瀬棚線の列車と函館本線の列車が止まっていてまぎらわしかった長万部駅。まず乗り間違えご注意のアナウンス。
長万部を出たキハ22はゆるい勾配を駆け上ります。この区間、SL牽引列車なら迫力のある走行を楽しめただろうと思います。
車掌氏がアナウンス終了後もしばらくマイクのスイッチを切るのを忘れています。   キハ22 画像


DD51 スハフ32329 小沢〜銀山 稲穂トンネル付近  MP-3 3分36秒   2470KB
                                                          2010・09・16追加
DD51が牽引する下りの普通列車。小沢を出て登り勾配を稲穂トンネルへ。ファイルはトンネルの手前からトンネル進入までです。
この稲穂トンネルは全長1800メートル弱ですが、倶知安トンネルと共に小沢駅の名物「トンネル餅」のネーミングの由来になったとか。
この時は谷間の横風が強く、風を避けながらかろうじて 録音していましたが、トンネル進入の風圧で車内全部がつむじ風状態になり
ほとんど風のノイズで終わります。トンネル手前の2度のホイッスルがいい音しています。昭和49(1974)年9月録音。


 キハ21-2 函館本線 森〜姫川 2010・09・16追加  MP-3 8分50秒   6060KB
 
早朝の森発大沼行きの区間列車。短い区間ですが駒ケ岳山ろくの急こう配を結構喘いで登ります。列車はキハ21の二両連結。
キハ21はキハ20の初期型の北海道版ですがほとんどキハ20と見分けがつきません。その後キハ22が大量に増備されてわずかな
数に終わっています。途中で勾配が急になりエンジンをギアダウン、姫川駅の手前では精いっぱいの馬力で登ります。
昭和49(1974)年9月録音。




   目次へ   鉄道サウンド(1)   鉄道サウンド(2)   鉄道サウンド(3)   鉄道サウンド(4)   録音機材について 
 

                          Copyright(C) 2003 Mahoroba All Rights Reserved