平成23年10月29日 舞鶴港の軍需倉庫跡、赤レンガ館へ行ってきました。 HOME BACK NEXT |
今も海上自衛隊の重要な拠点、舞鶴港。手前は掃海艦。遠方にはイージス艦や輸送艦がひしめき合っていました。 |
その港のほとりにある旧海軍時代の赤れんがの倉庫群。今も保存されて内部はイベント会場や店舗になっています。 |
その中にこんなものがありました。足回りが見えにくくて残念でしたが、今はもうほとんど見られなくなった入替機のDB10です。 昔から気になってたんですが、この機関車の屋根はどうしてこういう風に左右非対称になってるんでしょうか。 |
DB10の説明。見てみると隣の松尾寺駅では実際に使われていたようですが、この舞鶴では走っていなかったようです。 |
DB10の前方窓。 ハッチ式の開閉。 |
DB10の車体に鉄板で張り付けられた諸元表。最高速度15キロ。実際はもう少し出るんでしょうが。 |
DB10のエンジン。まだ充分動きそうな状態です。 |
運転室内部に入ります。シートもそのまま残っていて、つい最近まで走っていた、そのままの状況。 |
運転席。手前下に変速ギアの転把。ブレーキ弁の下にアクセル?。機械式だとクラッチもあるはずですが見落としました。 |
どうもクラッチらしきものはないようです。 |
協三工業の銘板。協三工業と言えば智頭で見かけた森林鉄道のDLも協三工業でした。三菱系列ですね。 |
エンジン部上部と、窓のワイパー。 |
天井の室内灯。これでどれだけ明るかったのかギモンですね〜 |
アダプターのようなものをつけた後ろ側の連結器。 |
今は廃止されている東舞鶴〜中舞鶴間の線路が記されている古い地図。その昔、舞鶴港へ向かう引き込み線が あったのは知っていましたが、実際に地図で見るのは初めて。これを見ると東舞鶴を出た中舞鶴行きは いったん西舞鶴へ向けて引き込み線に入り、スイッチバックして港に向かっていたのです。 現在のこのあたりの航空写真 |
赤レンガ倉庫群と中舞鶴付近のジオラマ。画面右上が中舞鶴の駅。 |
中舞鶴駅のジオラマ。気動車が入れてあるので、もしかしてこの引き込み線で旅客列車もあったのかと 古い時刻表を見てみますと、何と確かに旅客列車が走っていたのです。 |
1972年3月の時刻表にはちゃんと載っています。 |
しかも東舞鶴から中舞鶴へ向かう区間も、綾部・東舞鶴間の舞鶴線と同じ舞鶴線になっています。 と言う事は東舞鶴駅は後から出来たもので、元々の舞鶴線の終点は今はもうない中舞鶴だったんでしょうか。 一度このあたり調べてみようと思います。 |
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