時刻表を見ていて、何十年もご無沙汰の津山までとんぼ帰りで行って来ようと急に思いつきました。 しかも平日。津山線の急行「つやま」がどんな列車か、見たかったからでもあります。 07年4月18日 |
急行「つやま」はキハ48が2両で岡山〜津山間を1日1往復だけする、全国でも珍しい気動車急行。 岡山発11時14分は、東京から朝出てちょうど間に合う時間帯のダイヤ設定。 |
やって来た急行「つやま」は快速「ことぶき」の折り返し運用。これから乗る人は急行料金が要ります。 |
ちゃんと急行のサボがついて、一応急行の体裁を保っています。 |
乗ったのはキハ48-6 国鉄車両ファンなら喜ぶ座席。窓際にちょっとしたテーブルがあれば・・・。 |
発車数分前の車内。このあと東京からと思われるビジネスマンが4〜5人乗り込んできましたが それでも全然埋まらないほど空いた車内。録音するには最高の環境ですが下窓が開かない。 |
亀の甲駅。駅舎自体も巨大な亀の形です。 それより、密閉改造されたこの窓のせいで、音がこもって録音いまいちでした。(私の勝手ですが・・) 音を聴く |
12時23分に津山に着いた急行「つやま」。 気動車急行があるのはファンとしては悪くないですが、 快速「ことぶき」が6往復あるのに、東京からの日帰りに便利なこのスジだけ急行「つやま」になるのが 不可解です。津山には大手の電機メーカーの工場があるので、東京からのビジネス客を当てに しているみたいですが、そうなるとよけいみみっちい思惑がみえたりして・・・。 ちなみに商談を終えたビジネスマンの帰りは、再び急行で津山発15時53分・岡山着16時59分。 それでのぞみ72号で東京着は20時46分。 どうせ出張旅費は会社持ちだから、ちょっとついでに急行料金を頂いても文句はいわんだろう という推測をしたナ? と考えてしまいます。 (快速と思って乗っていた地元の方が車掌氏に噛み付いていましたが、噛み付かれるほうも 気の毒でした。停車駅は法界院を通過する以外ぜんぶ快速と同じですから。) |
反対側2番線に停車中の姫新線佐用行きのキハ120 後方は旧津山機関区 |
列車がこじんまりしてしまって、駅の長い建造物がもったいなく感じてしまいます。 |
しかし、この津山駅は以前の雰囲気をほとんど残したままです。ホームと列車との段差も 昔のままです。ちょうど窓から駅弁を買う時の高さ。 |
駅前風景。駅舎は建て替えこそされていませんが、かなり改修されています。 |
何度か食事に立ち寄ったことがある駅前のアーケード街。今は店が減って、ゆっくり歩くと言うより 車がどんどん通り過ぎるトンネルのような感じになっていました。 |
駅を出ると、どうしても機関区の方に足が動いていきます。駅の駐車場から。(車止めが枕木) |
まだそのまま残っていた機関区の扇形車庫 |
機関車がまだ入っていそうなほど、完全に残っています。 |
いやいや、まだ入っていました。なんとあの試作機DE50がいました。 こんな所にいたとは知りませんでした。 |
もっとよく見たかったのですが、なにせとんぼ帰りのせいで外からのぞくだけ。 かつて注目されながら、結局1両の試作で終わったDE50を見るのは、これが初めてです。 |
津山駅の西方。複線のようですが、左が津山線 右が姫新線新見方向。 |
帰りは急行じゃなく、快速「ことぶき」 この日は中国勝山まで延長運転。キハ47 |
快速はキハ47が多いようです。車内はキハ48と比べると少し差があります。 |
とは言っても、座ってしまうと急行料金ほどの差はありません。ここでやっぱりまた疑問が再燃。 今度の改正で、あれは快速になるかな。それにしても、このキハ47も下窓固定で録音失敗でした。 |
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