播但線の竹田駅は山陰本線和田山駅から分かれて一つ目の駅。町名は和田山町竹田。 山城として有名な竹田城の城下町の駅です。 平成23年12月4日撮影 HOME BACK NEXT |
この日は姫路から北上。生野のトンネルを越えると急にお天気が悪くなってきました。竹田到着直前の前面窓に雨粒が。 |
竹田駅に降りて早速、乗ってきたキハ41を1枚。 キハ41はキハ47を両運転台に改造したものですが。 車内はいいけど片一方の顔がどうにも好きになれません。 |
和田山駅に向かって出て行くキハ41。もともと片運転台のキハ47に、無理やり運転台をつけて こういう顔に。113系にもこれとよく似たのがありますね。 |
片一方の顔があれだと、今度戻ってくるキハ41を撮るには、後追い撮りしか無理やな〜と思いながら改札口へ。 竹田駅は民間委託駅で一応昼間は有人駅。 |
猫の目のように変わるお天気。さっき降ったかと思えばもう晴れ間。きれいに整備された竹田駅正面。 |
駅前には旅館も一軒あります。線路と平行して街道沿いには古い街並みが続いています。 |
もうすぐ来る下りの特急「はまかぜ」を撮ろうと急いで良い場所を探している途中で見つけた低いガード。 |
きれいな用水路を跨ぐガードですが、ついでに人間も通れます。ただし、背中を折り曲げないと通行不能。 と言うよりむしろ四つん這いに近い。 |
駅を俯瞰できそうだったので登ってみた神社。登ってみると真逆光で、またあわてて階段を下ります。 |
階段の途中。しばし落ち葉に目を奪われてる間に、はまかぜの通過時刻が迫ってきましたが。 |
結局、線路端の道路から撮影。ニューフェース「はまかぜ」はゆっくり竹田駅を通過して行きました。 音を聞く♪ |
竹田駅の裏手には立派なお寺がずらっと並んでいます。 |
竹田駅と町を見下ろす急な山の頂上には竹田城の城跡の石垣が今も残っています。 ここへ来た人は城跡探索の人が多いそうですが、私は遠慮して登りません。 |
竹田城跡の石垣。登らない代わりにちょっとズームで見てみると、やはり上に人がいます。 この城跡からは、季節には素晴らしい雲海が見えるとか。 |
竹田駅と和田山方向を見る。もうすぐさっきのキハ41が折り返し寺前行きとなって戻ってきます。 |
オリジナルの顔を後ろ向けにして去っていくキハ41。しかしたった一両の列車は何ともそっけないですね〜 |
しばらく列車が来ないので、線路から離れて街中を歩いてみました。 街道に沿っているので城下町と言うよりは宿場町の雰囲気。 |
さっき線路の下をくぐっていた用水路。家の建物の下を流れている。 |
建物の両端に立派な「うだつ」のある民家。こういう形のうだつは本卯健(ほんうだつ)と言い、この地方には多いそうです。 |
家を守るお不動様。かつては武家屋敷でしょうか。竹田にはこういう立派な民家がたくさんあります。 |
これもまた立派な「本卯健」のあるお屋敷 |
普段は山の下の屋敷に住んでいて、いざという時は山の城に籠ったんでしょうか。 |
12月と言う季節のせいかどうか、町の人の姿がほとんど見えませんでした。 客寄せ派手な店もほとんどなく閑散とした街道を歩く、外からの人。 |
最近、地方の城下町などでは町興しが盛んですが、この竹田は整然とした古い街並みがあるだけで 決して寂れてはいませんが、季節にもよるのでしょうが、不自然な派手さもありません。 |
竹田駅北方の踏切。踏切を渡るとすぐにお寺が。お寺の階段を線路が分断している感じ。 |
再び閑散とした駅に戻ってきました。竹田駅は昔は一部の急行が止まったようですが、今は普通列車のみ。 |
以前駅事務所だった部屋は竹田の歴史資料展示室になっており、山の上の城を再現したジオラマや甲冑などが展示されています。 竹田城はかなり古くからある山城で、別名「天空の城」と言われたそうですが、この竹田城については詳しくはこちらをどうぞ。 |
帰りの列車を待つ。竹田駅は真ん中の線路が一本外されているだけで、今も列車交換できるようになっています。 |
帰りの列車は、一番撮りたかったオリジナル首都圏塗装のキハ40がやって来ました。 それにしても、C57が走った播但線を知る人にとっては、何とも簡単な列車ですな〜 |
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