2004年12月29日 久方ぶりに伊勢奥津に行ってみました。
松阪から伊勢奥津まで、雲出川に沿って細々と続く盲腸線の名松線は
車両は変わっても相変わらずの線路が続いていました。
雲出川に沿って登る名松線。沿線は昔とほとんど変わらない風景です。
前半は伊勢平野の隅の丘陵地帯。後半は険しい山峡路線です。
着いてビックリ。伊勢奥津駅は以前の駅舎が取り壊されて建て替え中でした。
昔の雰囲気はほとんど残されず残念。
駅前から見る新しいログハウス風の伊勢奥津の駅舎。
村のコミュニティーセンターを兼ねる予定とか。
線路の分岐もなくなって、えらい簡単な駅になっていました。 ここの音 下はほぼ同じ場所から撮った1968年当時の伊勢奥津駅 (駅の風景 5 にも出ています)
伊勢奥津駅は当時のほうが活気があったように思いました。 25年前の ここの音
かろうじて残っている昔のSL用の給水塔
この給水塔でC11が給水している所はさすがに見たことはありません。
給水塔の位置から伊勢奥津駅のほうを見る。
昭和47(1972)年5月の画像。給水塔は木の枝に隠れていますが
伊勢奥津駅構内の当時の様子。
新駅舎が出来上がるまでの仮待合所。これは寒い。傘のおじさんも実は鉄っちゃん。
仮待合所に無造作に置かれていた「名松線ノート」 もうちょっと何とかならないかと思いました。
伊勢奥津駅の横のお寺は相変わらずです。
1970年7月の画像。
帰り道 家城駅にて。今だにタブレットを使っていました。
この後、名松線は災害で長期間家城〜伊勢奥津間が不通になり存続が危ぶまれましたが
2017年現在では修復工事が完了し、全線営業を再開しています。
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