和歌山県の紀ノ川沿い、高野山への入口にある九度山町を歩きました。 レトロな街並み表紙 BACK |
古びた作りの南海高野線、九度山駅 |
駅前から道は下り坂。駅が小高い山の麓にあるのです。 |
下って行った先が九度山の中心街。町は谷川に挟まれた段丘の上にあります。 |
九度山と言えば、真田幸村ゆかりの地なんであります。 |
町の中には真田の旗印が方々に見られます。今も町おこしに貢献している真田家。 |
花の植え込みにも旗印。 |
町のメイン通り。木造の古い民家が多い町です。 |
凝っている玄関の格子戸。 |
町は平たい所があると思えば、急に坂を下ったり、段丘の上の町なんですね。 |
一度降りてしまうとまた戻るのがエラい坂道。。 |
この町の真田びいきは単なる町おこしだけでなく、かなり根強く昔から浸透している感じです。 |
メインの通りから分かれると、だいたい下り坂。 |
一軒だけ見かけた質素な感じの旅館。今もやっているのでしょうか? |
黒壁に丸窓のある民家。 |
古い民家が軒を連ねている中に、ひと際長くて立派な土塀。 |
ここが、真田昌幸、幸村親子の屋敷跡にたてられた善名称院と言うお寺。別名真田庵。 |
境内の中は真田親子がいた時代の形跡はこれと言ってありません。 |
しかし門扉には立派な真田の家紋が刻まれています。 |
関ヶ原の役で敗れた西軍についたために、高野山に蟄居させられた真田親子が、高野山の寒さを避けて この九度山で生活したという事です。境内にある資料館。 |
古い井戸の滑車。 |
古びた硝子戸とイルミネーションの豆電球の組み合わせ。いつ点けるんでしょうね。 |
境内を突き抜けて来たら、どうやらこっちが正門らしい。私は裏口から来たのでした。 |
九度山の狭い坂道。 |
人通りもほとんどなく、静か。 |
米金医院の看板の横に、巨大な金時像。 |
これは米金の金時さんという陶像だそうで、大正時代に作られたものとか。下がその説明書。 |
長髪の着物姿の人物が作成者・南紀荘平氏。製作者が写真入りで紹介されているのも珍しい。 |
民家を改造した町おこしの店舗。中から、どうぞおはいり〜の声。 |
声に釣られて入って見ると、きれいなひな壇や天井からつるした飾り物がいっぱい。 |
毎年4月に町をあげて催される人形巡りの飾りものだそうです。なかなか手が込んだ見事なものです。 |
熱心にアルバムを見せてくれる。手作りだが食べられない寿司や饅頭のミニチュア。口に入れてしまいそう。 |
そう言えばこの九度山は柿の産地。 |
街灯も柿の実型の九度山町。真田親子も柿を食べてたのでしょうか。 |
九度山駅に戻って来て、町を見おろす。向こうは金剛葛城の山並み。 |
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